初任給は同じ学歴なら全員同額で公表されるため、中途の給与と違って会社どうしを素直に比べられる数少ない数字です。ただしその数字に何が含まれているかは会社によって違います。
このページは仕組みの説明です。実際のデータは 初任給の相場をどうぞ。
採用内定は、判例上始期付・解約権留保付の労働契約が成立したものと扱われます。つまり内定取消は解雇に準じて扱われ、客観的に合理的で社会通念上相当と認められる理由がなければ無効です。
会社側は強く縛られる一方、学生側から辞退する自由は広く認められています。複数内定を持って選ぶことに法的な問題はありません。
経済団体の指針に代わり、現在は政府が示す日程が使われています。広報活動は卒業・修了年度の前年3月から、選考活動は6月から、正式な内定は10月1日からというのが基本形です。
実際にはインターンシップを通じた早期接触が一般化しており、この日程は下限として運用されているのが実情です。
公表される初任給は通常所定内給与で、賞与と残業代を含みません。ところが会社によっては固定残業代(みなし残業手当)を含んだ額を初任給として掲げていることがあります。
固定残業代を採用するには金額と、それが何時間分なのかを明示し、超えた分は別途支払う必要があります(残業と労働時間)。「初任給28万円(固定残業代45時間分を含む)」は「初任給28万円」とは別物です。2社を比べるときは、所定内給与だけを取り出して比べてください。
採用競争のなかで初任給を大きく引き上げる会社が続いています。1〜2年前の調査結果は現在の水準を下回っている可能性が高いので、調査年を確認してください。既存社員との賃金の逆転を避けるために、初任給の引き上げと同時に若手層の賃金を組み替える会社も出ています。
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根拠: 労働基準法(昭和22年法律第49号) / 青少年の雇用の促進等に関する法律(平成27年法律第98号)。 整理は当サイトによるもので、官公庁が提供・保証するものではありません。 数値の出どころは働き方とお金の相場と 算出方法にあります。